二学期最終日、ホールにて終業式を行い、今学期を振り返り、冬休み中のお約束についてお話を聞きました。式では、お正月の歌も元気に歌い、冬休みを楽しみにしている気持ちが伝わってきました。たくさんの楽しい行事や活動があった二学期、どの学年も色々な挑戦をして、大きく成長しました。式が終わってから、全学年、自分のイスを持って順番に退場しますが、年中、年長組の子ども達は、もちろんのこと、年少組の子ども達も、自分のイスを持って落ち着いて退場することができました。年少組は、一学期の終わりからイスを持っての入場、退場を始めたことを思うと、ずいぶんしっかりして、頼もしく思いました。
小春日和の暖かい日となりました。式の後は、全学年、園庭に。年少組、年中組の子ども達はめだか組の子ども達も交えて、砂場や遊具で思い思いの遊びを楽しんでいました。年長組は、運動会の時に父母競技で行った新幹線リレーに挑戦。白熱したレースとなり、大いに盛り上がりました。のびのびと遊ぶ姿にこの二学期の充実度を感じました。
月曜日と木曜日に子どもだけて通う未就園児教室「キディ」は、今日が今学期最後の日。ぽかぽか天気に恵まれて、2歳児クラスのめだかの子ども達と一緒に元気いっぱい園庭で遊びました。園庭に面したテラスに座ると、みんな自分で靴を履きかえて、園庭で遊ぶ気満々です。大好きなお砂場目指して一直線に駆け出していく子も。園庭には、2,3児用のミニブランコや滑り台などの遊具があり、キディやめだかの子ども達も楽しく遊ぶことができます。ミニブランコは、上手に漕いでのれるようになり、楽しいおしゃべりも聞こえてきました。毎日ではなくても、5月から一学期、二学期と同じ仲間と過ごすことで、園生活にもなれ、またお互いに存在にも親しんで、活動の幅がどんどん広がっています。3学期も元気に遊ぼうね。
子ども達が楽しみにしていたおもちつき。昔ながらのやり方でもち米を蒸かし、杵を臼を使って餅に搗きあげます。晴れ渡った天気の中、お手伝いのお父さん方の息のあったチームプレーで次々に餅をついてもらいました。子ども達も、子ども用の杵を使い、餅をつきます。年少組は、お父さん方に杵を支えてもらい、自分が手を添えているような形だったのが、年長になるとしっかりと杵でつくことができ、お父さんがそっと手を添えるか、場合によっては見守る形となり、幼稚園時代の成長振りを感じます。年間を通して携わってきた稲作体験、自らの手でモミふり、そして田植えをした稲が立派に成長して実り、それを餅にして食べる、普段口にしている食べ物が様々な行程を経て、自分たちが食べることができるものになることを、この経験を通して理解してもらいたいと思っています。園庭で薪を燃やして羽窯にて糯米を蒸かしますが、煙の中に、もち米の蒸される良い匂いが交じり、餅つき気分は否が応でも盛り上がります。搗いたお餅は、役員さんにきなこ餅にしてもらい、皆でおいしく頂きました。ふっわとやらかで滑らかな食感は、杵と臼でついたお餅ならではです。「おいしい~!!」とニコニコ顔のオンパレードでした。
素晴らしい焼き芋日和となりました。子ども達が畑で収穫したサツマイモを園庭で焼き芋にしました。前日、サツマイモを洗った子ども達は朝から頭の中は、焼き芋でいっぱい!?準備の時から、興味津々で、作業している周りに集まり、副園長先生に色々と質問をする子もいました。年中は、クラス毎に年長少は、学年毎に主任の先生から話をきき、バスの運転手特製の焼き芋マシーンの中のおイモの様子をみたり、「おいしくな~れ」パワーを送ったりして、焼き上がりを楽しみにしていました。しばらくすると、薪を燃やす煙のにおいの中にあま~い良いにおいが漂いました。焼き上がったおイモを食べた子ども達からは、おかわりのリクエスト続出でした。ずっと火の番、おイモの番をしていた先生たちは、焼き芋のにおいに包まれて自分がおイモになってしまったような気分だったとか。風もない暖かな日和となり、お日様にも優しく見守ってもらっているようでした。
先日、年長組では、個人絵の具を使って絵を描きました。まずは、黒のペンで形を描き、絵の具で色付け。さて、何を描いているのかな?四角の中に、細い棒のようなものが並んでいます。その棒一本一本に文字やら線やらが細かく描きこまれています。よくよく見ると画用紙の前には、ふたをあけたパッセルが。子ども達は、箱に入ったパッセルを描いていたのでした。普段それぞれが使っているものなので、長い棒が並んでいるのもあれば、それぞれ長さが違う棒が描かれている絵もあり、一人ひとりが自分のパッセルを描いているのが良くわかりました。絵の具で色を付けるとその形が良くわかり、一本一本色が混じらないように丁寧に塗る様子に自分のパッセルへの愛着を感じました。
子ども達が毎年携わる一年を通しての稲作体験の中で、この時期、稲穂からもみ殻に包まれたお米の粒を取り外す作業―脱穀を行います。脱穀の道具「千歯こき」を特別にお借りして、昔ながらの方法で、昔の人が一つ一つ行っていた稲作の作業の大変さをちょっぴり経験します。稲穂を引き抜くには、結構な力、勢いがいる作業のため、子ども達だけでやるのは、年長でもなかなか難しく、先生にお助けマンになってもらいました。
稲穂の束を下向きにもって、千歯こきの鉄の歯の間にはめて、ぐっと上に持ち上げると、稲の先端についていたお米の粒が、一粒一粒にばらけて、下に敷いた新聞紙の上にパラパラと落ちていきます。その落ちたお米の粒を集めて、手のひらにのせて良く観察すると、5月の連休明けに園庭でもみふりをした時の「もみちゃん」そのもの。子ども達が一年の稲の生長のサイクルを感じる機会になっています。次は、もみすり、精米をして、餅つきで杵と臼を使ってお餅に搗きあげます。みんなで収穫した自然のめぐみ、美味しく頂く日が待ち遠しいです。
週2回、子どもだけで園に通う未就園児教室「キディ」の子ども達。週に2日、月曜日と木曜日に在園児のお兄さん、お姉さんと同じように、ママと手を繋いで歩いてきたり、通園バスにのって、登園し、お弁当も持参で午前午後と園で過ごします。5月の登園開始から、はやいもので7か月が過ぎ、週に2回とはいえ、継続して通うことで、園の生活にすっかり慣れて、園に来る日を楽しみにしてくれています。
1学期のうちは、園に来ても、自分の遊びに夢中だったり、先生にぴったとくっついたりと、お互いにまわりのおともだちを意識することが少なかったように思いますが、2学期に入り、色々な活動をキディのおともだち全員で楽しんだり、園庭で遊んだんでいく中で、また、在園児のお兄さん、お姉さんの運動会の練習だったり、自由遊びの時間だったり活動の様子を自然と眺めているうちに刺激も受けたのか、だんだんとまわりのお友達にも目が向き始め、一緒に何をするといったことに興味がわき、喜びを発見しているようです。
園のスモックを着て、テーブルに座ってお絵描きをしている様子は、なかなか落ち着ついていて、嬉しそう。来年4月には、晴れて入園、制服を着て、毎日の登園が楽しみです。
楽しいことが大好きな先生達と風船遊びをしましたが、キャッキャと嬉しそうな笑い声があちこちで聞こえてきました。
毎週金曜日は、ネイティヴスピーカーの英語講師の先生が来園し、英語に親しむ時間を設けています。今週は、年少組が順番で、クラス毎に元気の英語の歌とリズムに合わせて体を動かしたり、大きな声でカナダ人の講師の先生のマネをしました。
あわせて、コマの色塗りもしました。年が明けると、コマ回し大会もあり、園全体でコマ回しという日本の伝統遊びを楽しみます。木製のコマ(年少組のコマは、柄が長く、ひもではなく、柄の部分を両手で挟んで回すものです。)にマーカーでそれぞれ自由に色を塗り、世界にただ一つのオリジナルコマが出来上がります。カラフルに色々な色を塗る子もいれば、大好きな一色で塗り尽くす子もいて、仕上がりはそれぞれですが、コマを回すと、それぞれの色がきれいな模様となって浮かんできます。どんな風に色を塗ろうかなと周りのともだちの様子をちらっとみたり、「こうする、ああする」とお隣とおしゃべりしながら、嬉しそうに色を塗っていました。
朝の雨がタイミングよく、園出発予定の時間の前に止み、年長組と年少組が大根の収穫に出掛けることが出来ました。到着直後は、雲に覆われていた空がみるみるうちに様変わりし、気持ち良い日和となりました。思わず深呼吸をしたくなるような解放感でした。園に寄贈頂いたベストを着て、長靴を履いたスタイルがみんな様になっていました。今回は、年長組の子ども達が年少組の子ども達のお助けマンになって、一緒に大根を抜きました。お兄さんお姉さんに手を引かれる年少児達は、とても嬉しそうで、お世話する年長児達は、真剣で、互いに寄り添う様子が微笑ましかったです。大根を引っ張る年長児の背中を年少児が引っ張るかわいらしいペアもいました。雨で湿った畑の土は、お団子づくりに最適で、どの子も夢中になってコネコネ、コロコロ、丸めていました。また、明るくなるにつれ、葉陰に隠れていたテントウムシも出て来て、じっくりと観察している子達もいました。年長の子ども達にとっては、畑での最後の収穫体験だった今回、お世話になっている農家の方にしっかりとお礼を伝えて、帰路に着きました。
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